どうも、ますてぃと申します。
今回はマグネシウムのお話です。
必須ミネラルの中でも特に重要なミネラルです。
後述しますがとても重要にもかかわらず、
特に現代人は不足しています。
これを機に、
生活を見直すヒントになればと思います。
【マグネシウムの摂取量】
栄養学的なマグネシウムの必要摂取量は、
現在のところ、
男性350mg、女性300mg、
と言われています。
数値は参考として、
重要なのは、
現在、日本に暮らす人の多くは、
マグネシウムの摂取量が少ないということ。
厚労省の発表によると、
日本人の平均摂取量は250mg/日です。
少ないですね・・・
500mgほどの摂取を推奨する人もいます。
マグネシウムは摂り過ぎても、
お腹が下るだけです。
見方を変えれば下剤代わりですね。
事実、酸化マグネシウムというかたちで、
便秘薬の主成分になっていますから^^
【マグネシウムの働き】
人間はマグネシウムを使って、
少なくとも600種類以上の酵素反応を起こし、
ホルモンバランスを管理しています。
言い換えますと、
マグネシウム不足による影響は、
極めて多岐にわたるわけです。
マグネシウム不足が関連する症状を挙げてみます。
高血圧、メタボリックシンドローム、糖尿病、
動脈硬化、うつ、偏頭痛、不安症などの精神疾患、
脳の過度な興奮やキレやすさ、
心筋梗塞、不整脈、脳卒中、
筋肉の痙攣、かっけ(手足がつる)、
インスリン抵抗性、ストレス耐性の劣化、などなど・・・。
まさに生命のミネラル。
これらの症状は、
マグネシウム不足を知らせる
サインとも言えますね^^;
マグネシウムを十分に摂取することで、
これら様々な症状の改善が期待できます。
他にもデトックスの促進、
骨密度の上昇、
アンチエイジング・抗老化などに貢献します。
「高血圧」については別途記事で
詳しくお伝えしていきます。
ここでは極端に高い血圧を
安全圏で安定化させるのに役立つ、とご理解ください。
【マグネシウムの摂り方】
マグネシウムは、
単体ではほとんど吸収できません。
吸収率、私たちのカラダの仕組みから、
食べ物を通して摂るのが一番です。
マグネシウムに限った話ではありませんが。
そもそも、
栄養価の著しく低い食品を
食べているので、
特定の栄養素不足が起こるのは、
必然ですね。
「だからサプリメントで補いましょう」
と言うのが、
大人の事情にあふれた業界の理屈です。
このブログを始めるきっかけにもなった、
私の問題意識の一つはここです^^;
見直すべきは、
栄養価の低い食事そのもの。
そして、
それを生んだ背景でしょう。
シンプルに、
有機栽培〜自然栽培の「元気な野菜」を、
いろんな種類いただきましょう。
とにかく栄養価が豊富です。
その前提で、
マグネシウムを多く含んだ食材をご紹介します。
ずばり、
海藻類、葉物野菜、豆類、種系です。
一例ですと、
アオサ、昆布、ひじき、わかめ、
米、大豆、バジル、モロヘイヤ、しそ、
ナッツ系、アーモンド、ごま、そば、緑茶、豆腐・・・
それから、
野草ですがスギナ。
オススメです^^
スギナについては別に記事を書いています。
こちら。
【見直されるべき和食】
こうして、食材郡を見てみると、
お気づきになるかと思います。
そう、日本の土壌(陸・海)でとれるものは、
マグネシウムが豊富です。
そして、青いものはできるだけ青いまま、
あるいは発酵させて吸収率を上げて、
食べてきたのが「和食」なんですね。
和食の持つメソッドを生かしつつ、
元気な食材を楽しく食べて、
マグネシウムを補給していきたいところです^^
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