どうも、ますてぃと申します。
武漢発とされる新型コロナウイルスから、
どう身を守っていけるか、
書いてみました。
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(2020.7追記
この記事は「新型コロナウイルスが存在する」と言う前提で
書いております。
現在の著者の見解は「ウイルスの存在自体が疑わしい」です。
その上で、いずれにせよ身体を守るためには有益と思いますので、
ご参考にしていただければ幸いです。)
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photo from Wuhan Institute for Virology
(書ききれないのですが)
早速ですが本題です。
まず、報道や「新型コロナウイルス 」という名前に
振り回されず、正しく恐れていきましょう。
報道等で集めるべき情報は、
被害の広がり方より、
ウイルスの感染経路、形、特徴、症状などですね。
「新型」ですので感染力や致死率など、
ウイルスの全貌がまだまだ不明です。
ですが、類推することで、
被害を軽減することは可能です。
「新型コロナウイルス 」は
「コロナウイルス 」であり、
コロナウイルス は
「エンベロープを持つウイルス 」です。
photo from Wikipedia
エンベロープとは何ぞや、
ということはこれからお伝えしますが、
「エンベロープを持つウイルス」を効果的に除去できる方法なら、
「新型コロナウイルス 」も除去できる可能性が高いです。
その方法は、後半でご紹介します。
【基本の考え方〜予防原則に徹する】
予防原則に徹する、というのが根本となりますね。
そのための要点は、次の3点です。
1 有益な常在菌を増やす、活性化させる。
2 常在菌を含めた「免疫」を強化する。
3 ウイルス自体を身の回りから除去する。
いろいろな方法がありますが、
下手に耐性を持たせるのを避けるため、
できる限り化学薬品を使わない方法を推奨します。
1 有益な常在菌を増やす、活性化させる。
まず、とにかく身の回りの有益な菌を増やす、活性化させましょう。
ウイルスは、無菌室でノーストレスで暮らさない限り、
0にはできません。(事実上、不可能)
できるだけ減らしつつ、
迎え撃つ叡智が必要ですね。
たとえば乳酸菌たちは、ウイルスを捕食するものもいます。
生成する乳酸自体にも強い殺菌(ウイルス)力があります。
生活空間、自身の体に、乳酸菌を増やすことは有益です。
市販のEM菌を使うのも良いでしょうし、
自家製の有益菌液を作るのも良いでしょう。
このブログでは、作り方も紹介しております。
経口摂取(飲む食べる)のはもちろん、
散布することもオススメです。
暮らしの場や体内体表に、
「私たちに有益な菌」の支配圏(細菌叢)を作っていきましょう。
細菌叢も非常に関連しますが、免疫系の強化をしましょう。
未知のウイルスでも、体が「敵」とみなせば戦ってくれます。
数々の症状は、
免疫が外敵と戦っている証拠なんですね。
「ウイルスに負けない」状態を作っていく必要があります。
2 常在菌を含めた「免疫」を強化する。
そのためには、
質の良い食事、ゆったりした入浴、
質の良い睡眠を心がけてください。
農薬や抗菌剤、添加物、抗生物質入りの
日用品や食べ物は、
できるだけ避けてください。
意識していただきたい栄養素を
あえてピックアップするなら、
マグネシウムとケイ素ですね。
色の濃い野菜や海藻類、豆類に多いです。
また、発酵食品を摂るようにしてください。
味噌やヨーグルト、漬物などですね。
市販品でしたら、
「菌が生きている」等の表現のものを選んでください。
殺菌処理されて、菌が死んでいるものも少なくありません。
市販のヨーグルトなら、
複数の企業のものを摂ってください(混ぜてもいいですね)。
豆乳ヨーグルトは特にオススメです。
食事は腹八分がいいですね。
オススメの入浴方法は、
このブログでもご紹介しています。
ゆったり入るのが大切です。
スマホやゲーム、働きすぎを見直して(^^;)、
ぐっすり眠る時間をとってください。
もっとも免疫が発揮されるのは、
リラックスしている状態(副交感神経優位の状態)です。
最大限にリラックスしていくための呼吸法もあります。
ただし、アレルギー疾患のある方は、
温めすぎたりすると、かえってひどくなることがあります。
そして、ウイルスを身の回りから除去する。
3 ウイルス自体を身の回りから除去する。
まず、温度と湿度です。
湿度が一定以上だと、ウイルスを浮いていられず地面に落ちます。
すると、彼らが生存条件としている「人体」への付着ができなくなります。
また、私たち自身の粘膜も補強されるので、
ウイルスの活動力がさらに落ちます。
室温16℃の場合、湿度70~75%
室温18℃の場合、湿度60~65%
室温20℃の場合、湿度55~60%
室温22℃の場合、湿度50~55%
を目安にしてみてください。
ただし、すべてのウイルスが
この条件で動かなくなるわけではありません。
WHOや日本政府は、
手洗い、うがい、マスクを奨励しています。
それはそれで良いと思います。
うがいやマスクに、そこまで効果があるとは思えませんが。
トリクロサンなど薬品の殺菌成分が入っているものは、
避けたほうがいいですね。
第一に有益な常在菌も殺してしまいますし、
耐性菌を作るリスクがあります。
有益な常在菌をなるべく残しつつ、
ウイルスを除去するために提案したいのは、
緑茶の活用です。
王道 緑茶のカテキン
「エンベロープを持つウイルス」の除去に効果的、
かつ、常在菌をなるべく殺さないのが、
緑茶です。(ここでは主に煎茶・番茶)
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2020.11.30追記
奈良県立医科大学の研究チームによって、
新型コロナウイルスの不活化に緑茶紅茶が効果的であることが
公式に発表されました。
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しかも、通常濃度(急須で淹れた程度)であれば、
人体への悪影響はまずありません。
もっとも馴染みの深い素材のひとつですね。
身近過ぎて気付かなかった、
という方もいらっしゃるかもしれません。
使い方をご紹介します。
1 お茶をこまめに飲む(通常の濃度)
2 お茶を手や物、室内に噴霧する(薄めます)
3 お茶を喉・鼻から吸引する(薄めます)
できるだけ細かく考えていきます。
原理を知ることで応用ができますからね^^
まず、ウイルス除去の鍵となるのは、カテキンです。
カテキンは、
緑茶に含まれるポリフェノール成分です。
非常に優れた抗菌作用、抗ウイルス作用、
抗酸化作用、免疫促進効果、
などなどがあります。
急須で淹れる通常の緑茶には、
120ml中80mg前後のカテキンが含まれています。
ここからはこの「通常の緑茶」を前提にお話ししていきます。
カテキンを細かくすると、
1.エピガロカテキンガレート(EGCg)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)
というように種類もあります。
80度以上のお湯(急須で淹れるような場合)で
もっとも抽出されるのは、1.のEGCgです。
濃度にすると、500~1000ppm程度となります。
(なんとなく単位があると思ってください)
それぞれに特徴が異なりますが、
ここからはこの EGCg に絞ってお話しします。
研究室での検証レベルでは、
EGCg 32ナノグラム/ml(32ppm)でも、
インフルエンザウイルスのほぼ100%が不活化(死滅)しました(*1)。
これはインフルエンザにだけ特別な働きがある、
というわけではありません。
インフルエンザウイルスも
「エンベロープを持つウイルス」です。
基本的な原理を押さえてみましょう。
EGCgの働き
EGCgは、ウイルスに対して、次のような働きを持ちます。
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
2 エンベロープ(外の殻のようなもの)を破壊する
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
1 ウイルスがくっつかないようにフタをする
ウイルスが細胞の中へ入るためには、
表面にあるスパイクと呼ばれるクギのようなものを使います。
EGCgは、このスパイクに取り付く性質があり、
ウイルスが侵入しにくくしてくれます。
2 ウイルスのエンベロープを破壊する
エンベロープとは、ウイルスがまとっている「殻」のようなものです。
(まとっていないものもいます。)
このエンベロープは主に脂質でできており、
EGCgはこの殻を破壊してしまいます。
エンベロープを破壊されたウイルスは死んでしまいます。
3 ウィルス等の出す毒素を無害化する
ウイルスが出す「毒素」は、
ほとんどがタンパク質でできています。
EGCgはこのタンパク質と結合して、「毒素」を阻害します。
また、特定のウイルスの逆転写酵素にも結合するため、
ウイルスのコピー・増殖を抑えることができます。
これらの「EGCgによって抑制される条件」に
新型のコロナウイルスが当てはまっているかを考えてみましょう。
おさらいですが、
武漢発とされる新型コロナウイルスは、
エンベロープとスパイクを持つウイルスです。(*2)
よって、EGCg(=緑茶)でウイルスを駆除することができます。
緑茶で新型コロナウイルスを予防する
緑茶はできれば残留農薬などの薬品未使用のもの、
添加物のないものを選んでください。
1 こまめな緑茶の摂取
最近は、診察のわずかな合間に、
ちょこちょこと緑茶を飲んでいる医師が増えています。
口腔内のウイルスを除去しているんですね。
また、緑茶は私たちの免疫力を高めてくれます。
不思議なことに、
通常濃度の緑茶は摂取すると、
私たちの体に良くない細菌やウイルスの多くを抑制する一方で、
善玉菌と言われるビフィズス菌などの乳酸菌は増えるんです。
カテキンの一部は、
わずかながら血中へ入り全身を巡ります。
また、外敵を捕食するマクロファージを活性化してくれます。
飲み方ですが、
水分補給のように一度にぐびっと飲むのではなく、
ちょびちょびと口内を濡らすようなイメージで
細かく摂取するといいです。
10〜15分に一度口に含み、
お茶(EGCg)で口内や喉奥を濡らす感じです。
2 緑茶をスプレー(噴霧)する
80度以上のお湯で淹れた緑茶を冷まし、
5〜10倍程度にミネラルウォーターで薄めます。
(EGCg濃度50〜100ppm想定)
緑茶がウイルスそのものを壊してくれるので、
スプレーボトルや噴霧器で
室内や衣服、手や物など、
気になるところに直接スプレーします。
通常濃度以下であれば、
緑茶はアルコールと違い、
人体への害はほぼありません。
マスクを着用するなら、
裏地にスプレーすると良いでしょう。
3 呼気で吸引する
2で作った「薄めたお茶」を、
音波式の加湿器などで霧にして吸い込みます。
気管や肺に侵入したウイルスも抑えることができます。
新型コロナウイルスは、他のコロナウイルスと同様、
口、喉、肺、鼻で
活発に活動している可能性があります。
特に鼻腔(鼻)で増殖する可能性がありますので、
鼻呼吸を通じて緑茶を送り込むのは有効と考えられます。
4 出がらしの茶葉で入浴
使った緑茶の茶葉を浴槽に入れて入浴します。
茶葉にはまだ、
カテキンやその他の栄養素が残っています。
出がらしの茶葉は、
全身の除菌(やウイルス除去)に適した濃さで、
入浴が楽しめます。
体も温まり、リラックスしますので、
免疫力も高まります。
注意点
1 除菌はやり過ぎない
ウイルスの除去を目的に本記事は書いておりますが、
本来、人間の体は、
微生物の絶妙なバランスと相乗効果で維持されています。
「悪い菌やウイルスをやっつけてくれる」は確かにそうですが、
多くの場合「有益な菌」も減らしてしまい、
バランスを崩してしまいます。
緑茶のカテキンも例に漏れません。
ただ、通常濃度ですと、
もっとも恩恵の多い乳酸菌たちは「除菌」されず、
むしろ数を増やすことがわかっています(*3)。
アルコールや石鹸による手洗いよりも、
緑茶を勧める理由の一つです。
2 予防はできるが感染後のウイルス除去は困難
大いに、予防効果が期待できる緑茶ですが、
一度感染した場合は、緑茶(カテキン成分)が
体内のウイルスを駆除してくれる効果はあまり期待できません。
ただ、緑茶による除去が困難になるだけで、
やる価値は十二分にあります。
それは、緑茶がもたらす抗酸化作用、免疫力促進が
体内でのウイルスとの戦いに貢献してくれるからです。
3 トクホ系は使わないほうがいい
緑茶のトクホ系には、カテキンを大幅に増やしたものがあります。
主に脂肪燃焼を助ける、等のメリットで展開されていますが、
高濃度のカテキンは乳酸菌までも除菌します。
腸内が更地のようになる可能性がありますので、
まっさらな腸内で都合の悪い菌やウイルスが繁殖し始めると、
どんな疾患につながるかわかりません。
通常濃度の緑茶ならそんな心配はありませんので、
茶葉(できれば抗生物質や農薬のないもの)を
購入されることをお勧めします。
とはいえ、火急の問題ですので、
家に一つ二つある緑茶の茶葉やTパックを探してみてください。
4 過信しない、依存しない
高い高ウイルス効果や恩恵も多い緑茶ですが、
ガバガバ飲めばいい、というわけではありません。
また、緑茶さえ飲んでいればいい、というわけでもありません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
5 体調不良はまず病院へ
緑茶の感染した細胞からウイルスを除去する力は、
格段に落ちます。
体調不良を感じ、
万一それが新型コロナウイルス による場合は、
社会的にも影響を与えてしまいます。
自己判断せず、病院で検査してもらいましょう。
少しでも被害が軽くなり収束が早まることを願ってやみません。
読みやすいようすべきですが、
とりあえず書く、ということに専念しました。
長文・乱筆で、読みづらかったかと思いますが、
ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
引用、参考文献・サイト
*1 カテキンの抗菌活性から臨床応用へ
*2 中国が公開したウイルスの画像より 出:スプートニクhttps://jp.sputniknews.com/incidents/202001247043922/
*3 茶カテキン類の機能性とそれらの応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jafps1997/26/1/26_1_47/_pdf
主な参考文献およびサイト
『奇跡のカテキン―お茶に潜む驚異のパワー』島村忠勝 2000.3
『ウイルス・細菌の図鑑』北里英郎 原和矢 中村正樹 2016
『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた 』アランナ・コリン
各種製茶の煎出条件とカフェイン・タンニン溶出量及び味との関係 https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1968/27/1/27_31/_pdf
ぱそろじすと・あっと・ざ・らぼ https://www.minesot.com/2020/01/2019-ncov.html
公益財団法人長寿科学振興財団 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/catechin.html
厚生労働省 新型コロナウイルス に関するQ&A https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-corona/9303-coronavirus.html
MRSA除菌のためのカテキン吸入療法の検討 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/32/2/32_2_293S/_pdf/-char/ja
紅茶エキスによるインフルエンザウイルス感染性の阻止 http://journal.kansensho.or.jp/kansensho/backnumber/fulltext/68/824-829.pdf
カテキンの効果
https://school.gifu-net.ed.jp/ena-hs/ssh/H29ssh/sc2/21743.pdf
wikipedia コロナウイルス https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9
2020.11.30追記
お茶で新型コロナ無害化 1分で最大99% 奈良県立医大
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