クンダリーニ症候群のお話をします。
ここでは、
原因・症例・対応法をお伝えします。
私、氣倖師のますてぃと申します。
今回はクンダリーニ症候群について、
少し詳しくまとめてみます^^
クンダリーニ症候群の原因から対策まで
【クンダリーニ症候群とは】
クンダリーニ症候群とは、
私たちの中の生命力(クンダリーニ)が
目覚めることで起こる、
肉体面や精神面、エネルギー面での
様々な変化を言います。
主に不調や異常性を指して使われます。
後ほど記しますが、
その症状はかなり広範囲・多様で、
「クンダリーニの目覚めに起因する」と
いうこと以外、
症状の共通点や関係性、一貫性を見出すことは
極めて困難です。
そのため、この問題に向き合うには、
クンダリーニに関する高度な知見が不可欠です。
【症状の一例】
【五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)に関して】
一部が極端に鋭敏になる、あるいは極端に鈍くなる
生活(物理)空間にはないはずの
強烈な光、幾何学模様、映像、音、匂い、味、
雰囲気などを確かに感じる
【消化器系に関して】
突然の下痢、嘔吐、
臓器が激しく動く、うねる、
臓器を何かが這いずり回る感じがする、
内臓が体から引き抜かれる感じがする、
頻尿、あるいは小尿、
便秘、あるいは頻繁な便意、
【飲食の傾向に関して】
喉の渇き、食欲減退、食欲亢進、
お酒や刺激性の飲み物が飲めなくなる、
肉魚を避けるようになる、
特定の香草を好むようになる、
【心肺系に関して】
呼吸困難、せき、頻脈、動悸、
高血圧、あるいは低血圧、
心臓に痛みを感じる、
心臓や肺が体の外へ引き抜かれる感じがする、
【脳・神経系に関して】
不眠、頭痛、頭の圧迫感、詰まった感じがする、
頭の中を何かが這いずり回る感じがする
背骨の中を何かが這いずり回る感じがする
常に神経が昂っている感じがする
生殖器に関して
生理不順、インポテンツ、
妊娠していないのに腹が脹れる、
異様な性欲亢進、
または性欲の突然の喪失
【その他肉体的異常感として】
発熱、めまい、ふらつき、
力が入らない、力が入り続ける、
痙攣、勝手に体が動く、
まるで覚えのないポーズや動きをとる、
ピリピリ痛む、
浮遊感覚、離脱感覚、虚脱感、
骨格が歪む、外的衝撃のない骨折
【精神的・感情的異常に関して】
躁(そう)、鬱(うつ)、感情の消失、
突然に感情(不安・恐怖・悲しみ・怒りなど)が溢れる、
依存心の拡大、孤独感を感じる、
排他的なエゴの増大、
現世への興味関心の消滅、
自分が神だという信念、
自分は神に選ばれた特別な存在だという信念、
過去生から約束された何かの自覚の芽生え、
強烈な多幸感、突如のエクスタシー、
肉体から抜け出る感覚、
自分のことを他人のように感じる、
一方的な恋愛感情の強まりと、その感情は、
相手が自分のことを愛しているからだという確信、
何かに取り憑かれている感覚、
見えない存在との交流がある実感、
自分は死ぬという確信
などです^^
一人の発症者が、
これら全ての状態を起こすわけではありませんが、
報告・取りまとめられている変化を挙げると、
まるで一貫性、関係性が見えてきませんね。
これらの症状だけをみると、
他の疾患の原因も考えられますし、
判断がとてもしにくいです。
もしクンダリーニ症候群だった場合、
こうした症状・変化を覚えて、
医療機関で治療を受けても、
何も解決しません。
クンダリーニ症候群は、
生命エネルギーの問題だからです。
【クンダリーニ症候群の原因】
他の病原や外傷、心因による症状と
クンダリーニ症候群とを分ける唯一の点が、
「クンダリーニの突然の目覚め」です。
瞑想に代表される、
何らかの神経や精神に関連する
鍛錬や行法を行う中で起こりやすいです。
また、
心身に強い刺激やストレスをかける中で
クンダリーニが目覚めることもあります。
集中しすぎ、働きすぎ、出産、交通事故、
スポーツでの怪我などですね。
ですが、ある日突然、
思い当たることもないのに
何の前触れもなく起こる場合もあります。
神秘的な事柄に関係があろうがなかろうが、
だれにでも起こり得ることです。
原因はあるようでない、
ですが潜在的に在る、といった表現が、
最も適切に思われます。
ただ、クンダリーニの覚醒は、
多くの場合において、
下腹部、尾骨〜仙骨あたりで、
激しい熱感を覚え、
その熱感が生物のように体内を動き、
頭部まで上昇する体験をします。
そして一度は、
形容しがたい幸福感、一体感、快感を
覚えることが多いです。
その後に、
様々な心身上の異常や変化を体験します。
この、
エネルギー感の発生→上昇→幸福感→異常の発生
というプロセスが当てはまると感じたら、
クンダリーニ症候群の可能性が濃厚です。
このクンダリーニ症候群の症状はすべて、
エネルギーが目を覚まし、
本来エネルギーが通るべき経路を、
開通させ広げるために起こります。
いわば「大浄化」「大掃除」の一環です。
この経路が詰まっているほど、
目覚めたエネルギーが大きいほど、
症状は強く起こります。
暮らしの様々な選択の中で、
私たちのエネルギー経路は、
詰まり、濁っていきます。
外界の影響もありますが、
衣食住の乱れ、心(感情や思考、願望)の乱れが
経路を濁らせている要因です。
そこへ膨大なエネルギーが
津波のように流れ込むため、
不調が起きるのです。
このエネルギーは、
最後には頭頂から外へ抜けていきます。
【クンダリーニ症候群への対策】
そのため、
クンダリーニの経路を浄化してく、
つまり心身に与えている乱れを除き、
経路を修復し整えることが、
症状克服には必要となります。
早ければ数時間で終わりますが、
場合によっては数年、10年単位で
向き合うこともあります。
前述のように、
エネルギールートの状態と
エネルギー量によります。
クンダリーニ症候群が疑われ、
私にご依頼のあった方のおひとりは、
70代の女性で、
10年の「闘病」をされてきました。
今では改善されております。
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改善していくためには、
クンダリーニを邪険にせず、信頼し、
心身の浄化を進めていくことが対策です。
まずはリラックスです。
無理のない範囲で呼吸を深め、
身体中に新鮮な空気を送ります。
身の回りの毒となるもの、
緊張を生じさせるものを確認し、
生活からなるべく遠ざけます。
自然の中へ出かけ、気分転換をします。
38度くらいの、
少しぬるめのお風呂に入るのも、
心身を緩めるのに良いです。
少量の自然塩を溶かせば、
なお心身が楽になります。
身体をほどほどに使うのも良いです。
特に、腰から首までの背骨周りを
緩める体操や運動を行います。
おすすめは前屈です。
前屈後、体重に任せてユラユラします。
現代人の多くは、頭ばかり使い、
身体を使っていません。
(人様のことを言えませんが…)
ご自身の体力や状態に応じた、
無理なく全身を適度に刺激する運動を
取り入れます。
お勧めするのは、
貧乏ゆすりです。
寒い時に震えますよね。
あの感じで
手足から始め、胴体も揺れが伝わるように
小刻みに動いてみます。
運動や体操は、ご自身に合わせて、
くれぐれも無理や頑張りすぎのない範囲で
行います。
瞑想や祈りを唱えることも
良い面はありますが、
クンダリーニに理解のある、
良い先生のもとで行う方が安全です。
瞑想や祈りは、
自己をただ見つめるためにのみ行います。
その自己像に価値判断を加えたりせず、
ただ見つめるのです。
この過程での気づきの数だけ、
エネルギーの経路も整います。
繰り返しますが、
クンダリーニ症候群は
投薬では治りません。
エネルギールートを整え
クンダリーニのエネルギーを
スムーズに放流することでのみ
改善できます。
また、
クンダリーニ症候群への理解があり、
肉体的、エネルギー的、心的なアプローチでき、
緻密なエネルギールートの浄化・調整を行える
施術家や治療家の助力を得ると、
解決しやすくなります。
私見ですが、
こうしたセラピストを選ぶ際は、
まずは同性のセラピストにされた方が
長期的に良いと考えています。
クンダリーニ症候群が疑われた場合は、
ご参考になさってください^^
私の方でも、遠隔氣倖を併用して、
クンダリーニ症候群の改善サポートも
承っています。
ご依頼の場合は、お問合せくださいませ。
参考文献
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