福島原発 処理水 小泉発言は本当に非科学的か?

どうも、ますてぃと申します。

先日、小泉進次郎環境大臣原田義昭前大臣の発言に対し、

「これ以上被災地を追い込むな、寄り添う議論を」

と言うような趣旨のご発言をされました。

 

 

新婚間もない彼を襲ったのは、

非科学的」「ポエム」など、

メディア中心に各方面からの散々な罵倒だったのは

ご承知の通りかと思います。

 

 

原田前大臣のご発言も、

政治的な責務を負うと言う意味では、

非常に重く勇気あるものだったとは思います。

一年悩まれて発信されたそうですからね。

毎日新聞2019.9.26

 

 

さて、この小泉大臣のご発言。

本当にバッシングを受けるほど

愚かだったのでしょうか?

 

種々「非科学的だ」と言う人は多かったですが、

<ins>その「科学」の根拠が正しいのかと問う者は少ない</ins>ですね。

これこそ、実は真に恐ろしいことではないでしょうか。

 

こども保険と言う提案にせよ、

担がれてる感が半端ないお立場にせよ、

正直どうかと思うことも多かった小泉さんですが、

今回ばかりは進次郎さんが結果的に正しいのかもしれません・・・

 

原発“処理水”って?

福島第一原発の「処理水」。

これは端的に言いますと、

2011年の原発事故から発生した放射能汚水を

アルプス(ALPS)と呼ばれる処理設備で処理したものを指します。

多核種除去設備(通称ALPS) とは

 

 

このALPSで除去しきれない放射性物質がトリチウムで、

水と結合しているため「トリチウム水」と呼ばれます。

(他の放射性物質が除去しきれていない議論もありますが)

 

改めて「トリチウム(水)」を取り上げてみます^^

 

【トリチウムとは】

先に今回のソース元を展開しておきます。

リンク先、ちょっと難しいですが、

詳しくお話しされています。

市民のためのがん治療の会
いつでもどこでもだれでもがんについての良質な情報を早く安く簡単に得ることができます。個人にとって最適ながん治療を一緒に考えましょう。市民のためのがん治療の会では、セカンドオピニオンをおすすめします。胃がん、肺がん、舌がん、前立腺がん、大腸が...

 

トリチウム(三重水素)Wikipedia

 

トリチウムとは、水素の兄弟分です。

人間が発見している元素の中で、

最も小さなものが水素(H)ですね。

 


さて、このトリチウム。

自然界にもある程度存在します。

微弱な放射線を放出しながら

最終的にはヘリウム(He)になります

 

 

結論から申し上げますと、

「世界中がトリチウム水(原発処理水)を海洋放出すること」

を認めていること自体が

極めて疑問符だとわかりました。

 

今の主流科学

 

ものすごく乱暴に書きますと、

現在の主流科学ではトリチウムを次のように扱っています。


「トリチウムはβ線が極めて弱く、皮膚さえ貫通しない。

 トリチウム水は短期間に体外へ排出される。

 薄めて流すし、年間の放出量も決めている。

 よって安全である。」

 
国際放射線防護委員会と言う組織が、

判断したことに起因します。

 

これに従い、

各国政府が年間の総放出量と、

一回の放出濃度を法律で規制しています。

 

これだけ聞けば「トリチウム水は安全だから海洋放出で」

となるのも理解はできますね。

 

しかし・・・

実際のトリチウム

 

各種の市民サイト、研究者らが

声を上げている説明や報告によりますと・・・

 

「トリチウムのβ線は皮膚さえ貫通できないほど弱い

 DNAを破壊するには十分

 実際にトリチウムと健康被害の関係が、報告されている

 

 です。

 

 

人間の細胞は、

トリチウム水と普通の水の区別がつきません。

 

例えば飲食や呼気から入ったトリチウム水を、

生物の細胞は「水」として取り込みます。

細胞の内部で、トリチウム水は放射線を出し続けます。

つまり、細胞内部から被曝することになります。

 

また、細胞の中にはDNAがありますね。

このDNAの塩基配列は、水素によって結合しています。

トリチウムは、水素と置きかわることがあります。

 

この塩基配列の水素とトリチウムが置き換わった場合、

トリチウムのベータ崩壊とともに

DNAは結合が切られ、変容・破壊されます。

 

 

 

随分と「科学的」説明が違いますよね。

なぜでしょう?

トリチウム(水)が危険だと知れたら、

原発なんてどこも稼動できません。

原発の正常稼動でも生成されちゃうんですから。

 

私たちが根拠として信じている(信じ込まされる)「科学」とは、

「科学」と言う分野で主導権を取った者たちの

「論」「利益」にすぎません。

(全てとは言いませんが)

 

その意味で、「科学」というものも、

所詮は信仰の一つと言えます。

 

信じるか信じないかは、あなた次第です

・・・あれ(^^;)?

 

まとめ

 

小泉進次郎環境大臣。

どこまでご存知でご発言されたのかわかりません。

しかしながら、

「原発の“処理水”は安全だ」と言うには、極めて疑問が残ります

冒頭でちらりと述べましたが、

完全にトリチウム以外を除去できたのかも疑わしい

 

そうなると、

今回の小泉大臣のご発言は、

罵倒されるものではなく、

むしろ本質的な問題を提起するものだったとも言えます。

 

すでに政治ショービジネスのメインプレイヤーに

仕立て上げられてしまいましたが、

まだまだお若いからこそ、熱意で走って何が悪いと思います。

 

老獪な周囲を逆に利用して、

良い政策を実現していっていただきたいものです。

 

 

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