どうも、ますてぃと申します。
花粉症の原因と改善方法を
シリーズに分けてお伝えしています。
前回の記事はこちら
ざっと言うと、
花粉だけでは花粉症は発症しない、
と言うお話でした^^
今回は、花粉症を引き起こす真犯人
とでも言うべき存在をお伝えしていきます。
【花粉症を引き起こす隠れた要因】
少し難しい話になります。
国立環境研究所の研究チームが行った実験によると、
ラットにスギ花粉を注射しただけでは花粉症は発症せず、
スギ花粉とディーゼル車の排気ガスを混ぜて注射すると、
花粉症が発症した、というんですね。
つまり、大雑把に言うと、
特定の花粉 + 排気ガス が、
花粉症の外的要因ということです。
余談ですが、
卵アレルギー等のアレルギー性疾患の多くも、
同じ仕組みで発生します。
ほかの参考記事・文献はこちら
『スギ花粉アレルギーの増加とディーゼル排気微粒子との関連性を裏付ける臨床疫学調査』
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10490863_po_ART0004884315.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
『タンパク質が大気汚染で老化する
— 大気汚染によるアレルギー物質の生成 —』
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2011/19.html
主観も入りますが批判も覚悟の上で、
もう少し抽象度を上げて、
本質に迫ってみようと思います。
アレルゲンとされた物質(花粉等)
+
有害化学物質(排気ガス等)
=
アレルギー反応(花粉症等)
です。
これを科学的に断言するには、
十分な臨床データがありません。
なぜなら、
多種多様な化学物質を体内に取り込んだ結果、
体内でどんな反応や影響が生まれるか、
天文学的な演算になるからです。
しかしこれこそが、
「花粉症」の根本解決のために
メスを入れるべき点です。
結果、花粉に対して、
「私たちの免疫が異常反応」を起こしているのです。
現代に生きる私たちは、
自己免疫が低下しやすい暮らしをしています。
さらにその自己免疫もエラーを起こし、
外からの刺激に過剰に反応してしまっています。
本来ほとんどの花粉は、
外敵でも何でもありません。
(せいぜいチリ・ゴミくらい。くしゃみや鼻水は出ますね^^)
にもかかわらずアレルゲン=「敵」として、
私たちの体が誤認することで、
「花粉症」が発生します。
エラーを起こす物理的な最大の要因は、
先ほども出した(有害)化学物質です。
私が花粉症を克服できたのも、
あるいは周囲の人々で改善が見られたのも、
このことを「そうかも」と思い、
行動が起こせたからです。
では、どうすればよいのでしょうか。