どうも、ますてぃと申します。
ご自宅でできる最大級の菌活・腸活^^
故・飯山一郎先生がご提案された
「お米のとぎ汁乳酸菌」の作り方を、
あらためて動画にいたしました。
成功の目安も確認しやすいよう、
今回はPh試験紙も使って紹介しております。
いくつかタイプがありますが、
今回はこちらを使用しています。
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使い方は簡単なのですが、
液体を試験紙に付ける際、
ごく短時間、少量を付けるのがコツです^^
動画はこちら。
さて、
主要な菌が植物性乳酸菌のため、
名前こそとぎ汁「乳酸菌」ですが、
実態は複数の有益菌のパッケージです^^
この点を抑えていただき、
ここでは便宜上、乳酸菌と呼びますね。
菌液を作ること自体を目的とする「作り方」もありますが、
あくまでその日の調理の“ついで”、
捨てていたものの有効活用する考え方が大切だなと
私は思います。
したがって、
捨てるはずだったとぎ汁を使う、というやり方でご紹介いたします^^
【材料・器具】
☆お米:その日の食事で炊く量
☆米を研ぐ水(ミネラルウォーター、浄水、沸騰や蒸留したものなど)
量は、お米を4−5回研げる量。
☆お砂糖(家にあるもの。黒糖やキビ糖などだとなお良い)
量は、作りたい菌液の量に対して3%。菌液1Lなら30g。
☆自然塩(岩塩や粗塩)
量は、作りたい菌液の量に対して1%。菌液1Lなら10g。
★器具:大きめのペットボトル、漏斗、ボール、キッチンスケール、Ph試験紙。
【作り方】
0 ペットボトル等の器具は、直前によく洗います。
1 砂糖、塩をペットボトルに入れます。
漏斗をペットボトルにセットし、
砂糖、自然塩をペットボトルに入れます。
軽く振動を与えながらやると、入れやすいですね。
ペットボトルに漏斗をセットしたままにしておきましょう。
2 お米を研ぎます。
1回目は付着したゴミを取るつもりで軽くすすぎ、
とぎ汁は捨てます(ゴミを除く為)。
2〜3回、お米を軽く研ぎます。
強く揉んだり、研ぎすぎると、
お米はおいしくたけない為、
軽く手で回す程度にします。
この2〜3回目のとぎ汁を、
漏斗を通じてペットボトルへ入れていきます。
3 よく撹拌(かくはん)します。
ペットボトルの蓋をして、
底に溜まった砂糖・塩がとぎ汁に溶けるよう、
よく振って撹拌します。
(お米を炊きましょう)
4 とぎ汁を保管する
出来上がった原液を、
陽(や光)の当たらない暖かな場所に安置します。
陽が当たっていても問題ありませんが、
光合成細菌が増えますので、
硫黄臭さが出ます。
腐ったと思ってしまうので、
慣れるまでは日陰の方が良いかと思います。
期間は夏場で3〜4日、冬場で1週間〜10日が目安です。
あくまで乳酸菌が増えたかどうかで判断します。
5 1日に1−2回、振ってガス抜き
1日に1−2度、ペットボトルをよく振り、
また、ガスを抜きます。
菌が一定増えると(4−5日も経つと)、
ガスでペットボトルがすぐに膨張します。
破裂する危険性があるので、
こまめにチェックしましょう。
6 できたかチェック
ペットボトルの蓋を緩めた時、
プシュッと勢いよくガスが抜けるようになります。
この時のガスの匂いが、
ヨーグルトを凝縮したような強い酸味臭だった場合、
成功の目安となります。
匂いを確かめる際は、
鼻を近づけ過ぎないようご注意ください。
(かなり刺激があります)
少量の原液を小さな容器に移し、
Ph試験紙をごく軽くつけます。
この時の指示が「Ph3〜5の間」が
もう一つの成功の目安となります。
ヨーグルトを凝縮したような酸っぱい匂い、
Ph試験紙によるPh3〜5の指示、
この2つが揃えば成功です^^
7 保管と期限
保管は冷蔵庫がオススメです。
期限というほどのものはありませんが、
かなり期間が空いてしまった場合は、
臭いやPhを確認するといいでしょう。
ほとんど毎日のように量産できますので、
どんどん使っていきたいですね^^
8 できた乳酸菌を種液に
次回以降は、
今回できたお米のとぎ汁乳酸菌液を種として、
10%ほど混ぜて作ると、早くより確実にできます。
私自身はこの作り方で失敗したことがありませんが、
より確実にする、という意味で裏技もご紹介します。
少しだけ手間が増えますが、
最初に仕込む際、塩だけを入れます。
一晩おいてから、砂糖を加えます。
こうすることで、酵母の発生を抑えることができ、
より乳酸菌が繁殖しやすくなります。
パンを作られる方は、よくご存知かと思います^^
お試しください^^
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